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お知らせ

日本ジオパーク認定にかかわる現地調査が行われます

210805_現地調査アイキャッチ.jpg土佐清水ジオパーク構想では、2014年より日本ジオパーク認定を目指して活動してきました。
今年度は新規認定申請を行い、この夏、以下の日程で現地調査が行われます。

現地調査のおおまかな概要は以下のとおりです。

日本ジオパーク認定にかかわる現地調査概要

_期間_
8月17日(火)〜8月20日(金)
予備日程:8月23日(月)~8月26日(木)

_主な行程_
8月17日(火)
 PM 事前説明
8月18日(水)
 AM 市街地現地視察、産業関係者意見交換
 PM 中浜、松尾、足摺岬現地視察
8月19日(木)
 AM 教育プログラム視察、教育・防災関係者意見交換
 PM 竜串周辺視察、ジオガイド意見交換
8月20日(水)
 AM 関係者意見交換

調査員の紹介

今回、土佐清水にやって来るのは、日本ジオパーク委員会から派遣された3名の調査員の皆さんです。土佐清水に来てもらうのにあたって、3名の調査員の皆さんからメッセージをいただきました。

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宮原 育子 氏
(宮城学院女子大学現代ビジネス学部教授)

■専門分野
旅行会社に勤務後、大学では自然地理学を学び、高山帯の植物の研究をしていました。
今は地域資源を活かした観光まちづくりが専門です。
■土佐清水で楽しみにしていること
初めての訪問です。足摺岬と太平洋、宗田節、何でも楽しみです。土佐清水のことを色々知りたいです。
■ジオパークの好きなところ
大人から子ども、役場の人から企業や学者まで、立場を超えて地域の自然や歴史・文化、暮らしなどを愛する活動であること。ジオパーク関係者というだけで、すぐに仲良くなれるところ
■現地調査に向けてひとこと
皆さんにお会いすることを楽しみにしています!


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田中 裕一郎 氏
(産業技術総合研究所地質調査総合センター長補佐)

■専門分野
地質学
100分の1ミリサイズの植物プランクトンの化石から地層を区分して、地球の変遷を明らかにする微化石層序学を専門にしています。
■土佐清水で楽しみにしていること
地質が専門ですので、竜串、足摺岬の地質と風景を楽しみにしています。また、足摺岬で見られるラパキビ花崗岩は日本で見られるのは、ここ、土佐清水だけですので、ぜひ、見ておきたいと思っています。
■ジオパークの好きなところ
大地と人の営みのつながりや地球科学の大きなスケールを体感できること。
■現地調査に向けてひとこと
皆さんにお会いすることを楽しみにしています!



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松原 典孝 氏
(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科講師)

■専門分野
地域地質学を専門にしていて、それをベースにジオパークを研究しています。
■土佐清水で見たいこと
①地域の人がジオパークに「楽しんで」参画しているか
②観光関係者がジオパークを使って何かやろうと思っているのか、を見たいと思います。
■ジオパークの好きなところ
様々な立場の人が、ジオパークを舞台にコミュニケーションをとり、全ての人が主役になれる。その地域の「地球で生きてきた工夫」に感動し、尊敬する、それによって地域を見直すことが、ジオパークではできると信じています。
■現地調査に向けてひとこと
皆さんとお話するのが楽しみです。私は山陰海岸ジオパークの学術専門員もしているので、同じ仲間として良いところ、難しいところを共有できたら嬉しいです。




現地調査が実りあるものになるよう、調査員の皆さんと対話を重ね、土佐清水ジオパーク構想の魅力を伝えていきます。

ジオパークの審査の仕組みやプロセスなどについては、こちらの記事で解説しています。



この記事に関する問い合わせ
土佐清水ジオパーク推進協議会事務局
TEL:0880-87-9590
MAIL:geopark@city.tosashimizu.lg.jp

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