STORY STORY

四国の西南に突き出た岬に、黒潮が打ち寄せる海岸と、海とともにある暮らし。

この土佐清水の風景を将来にわたって残していくために、私たちは「土佐清水ジオパーク構想」を進めていきます。

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大地のなりたち

黒潮に向かって突き出す土佐清水の大地。プレートが沈み込むことで陸側に付け加わった深海の地層が土台となっています。そこに、日本列島が大陸の端から現在の場所まで移動していた時代の砂や泥がたまり、マグマが貫きました。そうしてできた大地は、今も続くプレートの沈み込みによる隆起や風化侵食によって、現在の姿となりました。

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黒潮がもたらす自然

土佐清水の豊かな自然環境は、大地と黒潮が出会うことで作られています。大地が盛り上がり、起伏に富んだ海底に海流がぶつかり、海底の栄養分が巻き上げられたり、風化侵食によって複雑な地形となった湾に暖かい海水が流れ込んだりすることで、土佐清水の周りには多くの海洋生物が暮らす海が広がっています。さらに黒潮は温暖湿潤な気候をもたらし、豊かな植生をも育んでいます。

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黒潮がはこぶ人と文化

黒潮と大地の出会いは、独自の文化も育みました。室戸岬や紀伊半島にぶつかって生じた反転流(逆潮)に乗って、古くから多くの人々が出入りしていました。特に、土佐清水近海の豊かな海の幸を求めてやってきた紀伊半島の人々は、現在まで続く漁業による発展の礎となる技術や文化も運んできました。

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黒潮と共に生きる

日本屈指の漁場で営まれる漁業や海運、海の生物や景観を活かした観光業など、土佐清水は海、特に黒潮とともに発展してきました。そして黒潮の恵みを形にしているのが大地です。土佐清水の人々は、多様な食文化をはじめとする大地と黒潮の恵みと知恵、そして感謝の祈りを受け継ぎながら暮らしてきたのです。

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うみのわ

「うみのわ」は竜串湾と桜浜のすぐそばにあるビジターセンター。美しい海と空が目の前に広がります。足摺宇和海国立公園と土佐清水ジオパーク構想周辺エリアの美しい自然と、そこで生きる人々の暮らしを紹介。新たな出会いへといざない、自然と人、人と人をつないでいきます。

竜串ビジターセンター
うみのわとは

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