イベントレポート「めざせ!植物ハカセ~しらべて発見!?桜浜~」
8月6日(土)、竜串ビジターセンターうみのわで、桜浜の植物観察をするイベントを開催しました。イベントでは、砂浜の植物を観察したあと、参加者それぞれが砂浜で見つけた植物を使ってオリジナルの植物図鑑作りに挑戦しました。
★イベントで使った本のリストや植物図鑑の台紙はこちらからダウンロードできます。
イベントレポート
この日は親子6組15名が参加してくれました。まずはレクチャールームで砂浜の植物について学びます。海岸や砂浜は、強い日差しや潮風などで植物にとっては厳しい環境です。その分、砂浜の植物は様々な工夫をして生きています。
そのあとは、実際に野外で植物観察。花が咲いているものを探して、図鑑にのせる植物を選びました。他にも、変わった形の実や種を見つけたりなど、皆それぞれ発見があったようです。
部屋の中にもどってきたら、さっそく図鑑作り。採取してきた植物をよく観察して、本で名前や特徴を調べました。絵をかいたり、写真を貼ったり、ルーペで観察したり、皆真剣に取り組んでくれました。「自分でも植物図鑑を作ってみたい!」という方は、こちらから台紙をダウンロードできます。
※桜浜は足摺宇和海国立公園の範囲に入っており、採取が禁止されている植物があります。植物を採取する場合は、採ってもよい植物かどうか、事前に確認しましょう。
土佐清水市立市民図書館の芝さんによる本の紹介もありました。おすすめの図鑑や、高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士の伝記、植物についての豆知識が学べる読み物など、様々な本を楽しく紹介。イベントで紹介・使用した本のリストはこちらからダウンロードできます。
図鑑作りを通じて、植物の奥深さ、面白さを感じていただけたらうれしいです。桜浜では四季を通じて様々な花・植物を観察することができます。季節が変わるとまたみられる植物も変わるので、ぜひ何度も足を運んで、植物を探してみてください。