あしうわに「だるま夕日」を見に行こう!【高知編】
『だるま夕日』は11月〜2月頃のよく晴れた大気と海水の温度差が大きい日に、黒潮から立ちのぼる温かい水蒸気と冷たい大気との境目に光が反射しておこる蜃気楼の一種です。
この神秘的な現象は期間中わずか20回程しか見ることができず、いつも見れるとはかぎらない貴重な夕日は「幸運の夕日」
全国の中でも高知県宿毛市(すくも)はだるま夕日に出会えるまちとして有名ですが、宿毛市を含む足摺宇和海国立公園(あしうわ) はだるま夕日鑑賞スポットの宝庫なのをご存知ですか?
第一弾は【高知編】だるま夕日おすすめ鑑賞スポットをはじめ、番外編では「だるま朝日」もご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください♪
■■■ だるま夕日 鑑賞ポイント ■■■
●水平線に雲のないよく晴れた日
●大気と海水の温度差が大きく冷え込みが厳しい日
●「だるま」になるのは太陽が海面に沈むわずかな時間。日の入り時刻は要チェック。
[参考サイト:国立天文台暦計算室]https://eco.mtk.
● 時期によって見れる場所は変わります。日の入りの方角は事前に確認を!
[参考サイト:日の出日の入時刻方角マップ]https://hinode.
■■■ だるま夕日 おすすめスポット ■■■
あしうわの中でもだるま夕日の見えるスポットを一部ですがご紹介します。
時期によって見える場所は変わりますので、事前にご確認の上暖かい格好でお越しください。
【土佐清水市・清水の名水】
土佐清水の地名の由来となったと言われている「清水の名水」。対岸が入り江となっており足摺半島に入って最初のおすすめスポットです。
住所:高知県土佐清水市清水(清水の名水)
【土佐清水市・大浜】
大浜トンネルを抜けると現れる海岸線。海岸線沿いに歩道も整備されているので地元の方のウォーキングコースにもなっています。
住所:高知県土佐清水市大浜
【土佐清水市・臼碆 うすばえ】
黒潮が日本列島で最初に接岸する花崗岩の大絶壁。まるで海外かのような壮大な景色が広がっており、岩場から沖合の漁場を望む竜宮神社からの夕日は格別です。
住所:高知県土佐清水市松尾(竜宮神社)
【土佐清水市・足摺岬】
足摺半島の中でも数少ない、だるま夕日とだるま朝日が見える場所。11月~2月頃は日の出・日の入りを共に見ることが出来るので、ぜひ宿泊してご覧くだい。
住所:高知県土佐清水市足摺岬716-1(民宿西田)
【土佐清水市・叶崎 かなえざき】
陸地が海にせまり切り立った断崖が連なる、西の足摺岬といわれる叶崎海岸。土佐清水から大月に向かう国道321号線沿いにある叶崎展望台からは太平洋の海を一望できます。
住所:高知県土佐清水市大津
【宿毛市・咸陽島公園 かんようとう】
宿毛湾に浮かぶ二つの無人島から成る景勝地。対岸の大島から約300m離れていますが干潮時には歩いて渡ることができます。宿毛市の他スポットは下記リンクに分かりやすく掲載されていますのでぜひご覧ください。
住所:高知県宿毛市大島378
外部リンク:宿毛市観光協会 だるま夕日&日没時間
【宿毛市・沖の島】
片島港から定期船に乗って行くことのできる離島。晴れた日は九州を対岸に見渡すことができます。九州に夕日が隠れてしまうため、だるま夕日を鑑賞するなら12月以降。母島地区から古屋野地区に向かう海岸線道路と弘瀬地区の海岸線道路がオススメです。
住所:高知県宿毛市沖の島町
■■■ 番外編! だるま朝日 ■■■
だるま夕日と鑑賞できる条件は一緒。この時期ならではの神秘の光景です。
ごくまれに、だるま朝日と夕日が1日で両方見れることも・・・。
あしうわの中でも数少ない「だるま朝日」を鑑賞できるスポットをご紹介します。
【土佐清水市・足摺岬】
足摺半島の中でも限られた場所でだけ見れるだるま朝日。11月~2月頃はこの場所から日の出・日の入り共に見ることが出来ます。
住所:高知県土佐清水市足摺岬716-1(民宿西田)
【土佐清水市・大岐の浜】
真っ白な砂浜と緑の林が1.6kmに渡りゆるやかな曲線を描く美しい海岸。季節を問わず多くのサーファーが訪れ、絶滅危惧種のアカウミガメが上陸し産卵する砂浜でもあります。
住所:高知県土佐清水市大岐3172-6(大岐マリン)