4/29開催|自然保護官が語る足摺宇和海国立公園
日本で最初の海中公園【現在は海域公園】に指定された竜串・宇和海を含む足摺宇和海国立公園。高知県と愛媛県の両県に豪快優美な海岸線が広がっています。
今回はその足摺宇和海国立公園の魅力について、環境省土佐清水自然保護官事務所の自然保護官 山口 遥香氏による講演会をうみのわにて開催いたしました。(講演後は、グラスボート+見残し海岸のプログラムでしたが、悪天候のため海洋館バックヤードツアーに変更。)
講演会
●日本の国立公園とは?
簡単な言い方「自然の日本代表」→法律的な言い方「我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地」
風景地?
ここで言われる風景地とは五感で感じられるもの全てと考えていいそうです。なんだか壮大ですね!
●足摺宇和海国立公園の魅力!
断崖絶壁広がる足摺地域、リアス海岸の宇和海地域、篠山や滑床などの森、サンゴや色鮮やかな魚たち、山から海岸までの植生の違いや生物の多様性などを写真で紹介していただき、クイズを交え、参加者の皆さんとコミュニケーションをとりながら、楽しく講演してくださいました!
ひと昔前は「国立公園は自然保護のためには厳しく!」みたいなイメージがありましたけど、最近は自然保護とともに利用促進にも力を入れていて、「自然をもっと楽しんでもらう!」という考えに変わってきたようです。
みなさん、足摺宇和海国立公園の多様な自然にもっと触れて楽しみましょう!
海洋館バックヤードツアー
このあとグラスボートに乗って竜串湾の生き物たちを見ながら見残し海岸へ上陸の予定でしたが、あいにく天候が悪く雨天時プログラムでお隣にあるSATOUMIさんのバックヤードツアーに2組に別れて参加いたしました。
水族館の水槽に生き物たちがデビューするまでの秘話もお話ししてくださいました。
普段はなかなか入れないバックヤード。
参加者の皆さんも興味深々♪
大水槽、外洋水槽を上から。
みなさん、講演会もバックヤードツアーも楽しみながら知識を深めていただけたようで私たちも嬉しいです。
今回催行できなかった見残し海岸ツアーもまた企画したいと思っております!
山口保護官、SATOUMIの皆さま、そして参加者の皆さまありがとうございました!